
資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ (NHK出版新書)
佐藤 優
NHK出版 / 2016-01-09
累計読者数9
平均ハイライト数 30.4件/人
推定読了時間 約2時間34分
star総合評価 71/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 41%
この本について
仕事でも日常でも、「結局いまの社会ってどう動いているのか」が気になるのに、ニュースを追ってもピンとこないことが多いんですよね。自分の状況がなんとなく不安定に感じても、その理由を言語化できないまま日々が過ぎていく、あの感覚。僕自身もずっと同じでした。 この本は、資本主義そのものを歴史の流れの中で見直すことで、いまの自分が置かれている場所の輪郭が少しクリアになる一冊でした。未来を予言してくれるわけではないですが、たとえば「高望みはしないけどあきらめない」「情報に振り回されず、自分の頭で考える」といった姿勢がなぜ大事なのかを、具体的な歴史と理論の積み重ねから示してくれます。また、資本の論理にどっぷり浸かっている現代でも、友人に本を贈るとか家族の時間を優先するとか、商品経済とは別軸の関係性を大事にする理由もしっかり説明されていて、個人レベルでの“逃げ場”の見つけ方に近い感覚があります。 さらに、恐慌や戦争の背景、国家が資本にどう関与するかなど、ふだん表面的にしか見ていなかったニュースの読み方が変わるのも大きかったです。歴史をアナロジーとして今に重ねる、という視点は、焦りよりも「まず状況を理解する」という落ち着きをくれました。 いまの働き方や社会の空気にどこか息苦しさを感じていて、「自分の立ち位置をもう少し客観的に知りたい」という人に刺さると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
将来不安が増す一方で、急速な世界株安が起こり、テロの暗雲が世界を覆う。なぜ、このような状況に陥ったのか? 戦争の時代は繰り返されるのか? 個々の生き方から国際情勢までを規定する資本主義の本質を解き明かす。明治期にまでさかのぼり日本独自の問題点を明らかにするとともに、資本主義の矛盾のなかで生き抜く心構えを説く。新境地を開く書き下ろし!
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









