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AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?

AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?

デーヴィッド・マークス、奥田祐士

DU BOOKS / 20170818

累計読者数3
平均ハイライト数 49.7件/人
star総合評価 80/100
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この本について

服のことを考えるとき、「自分の好きってどこから来たんだろう」とか「なんでこの組み合わせが落ち着くんだろう」と、説明できないモヤモヤが残ることがあります。仕事帰りに店をのぞいても、流行に乗りたいわけじゃないのに、なんとなく“正解”を探してしまう感じ。僕もずっとそこに引っかかっていました。 『AMETORA』は、その根っこを静かにほどいてくれる本でした。日本のストリートやアメカジが、輸入ではなく“再解釈”として作られてきた過程が描かれていて、読んでいるうちに、服の選び方が自分の生活や価値観と地続きなんだと腹に落ちてきます。例えば、アメリカの元ネタをただ崇めていたわけじゃなく、日本人が欠点さえもあえて残しながら、自分たちの体型や街の暮らしに合うように形を変えてきたこと。あるいは、ティーンや職人やショップが、それぞれの立場で「自分の居場所をつくるため」に服を選んだり作ったりしてきたこと。この視点を知ると、服選びが急に“答え合わせ”ではなく“自分の生活を作る行為”に近づきます。 だからこれは、派手なファッションの話というより、「自分の趣味や選択にどんな文脈を背負わせているのか」を知りたい人に刺さる本だと思います。僕自身、読み終えたあと、服を買うときの基準が少し変わりました。誰かの理想像に寄せるんじゃなくて、自分が毎日過ごす街でしっくりくるかどうか。その判断がしやすくなった感覚があります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アメリカで出版され、話題を呼んだ書籍『Ametora: How Japan Saved American Style』の待望の翻訳版! 日本人は「憧れ」をビジネスにし、独自の文化と伝統を創ってしまった! アイビー、ジーンズ、ストリートウェアなど戦後アメリカから輸入したスタイルを、 日本人は独自の解釈と評価を加え、研究し、マニュアル化し、継承してきた。 そして、90年代以降は、アメリカや世界のメンズファッションが、 日本を参考にしているという状況を描いた傑作ノンフィクション。 VANやマガジンハウス、メンズクラブ、小林泰彦、穂積和夫、くろすとしゆきなど…… 先駆者、仕掛け人、関係者への取材と現存する資料をもとに、歴史的視点から俯瞰して、 日本の戦後メンズ服飾史に新たな光をあてる。 石津祥介、木下孝浩(POPEYE編集長)、中野香織、山崎まどか、 ウィリアム・ギブスン、ジョン・C・ジェイ(ファーストリテイリング)ほか、絶賛!

目次

【目次】 イントロダクション 東京オリンピック前夜の銀座で起こった奇妙な事件 第1章 スタイルなき国、ニッポン 第2章 アイビー教――石津謙介の教え 第3章 アイビーを人民に――VANの戦略 第4章 ジーンズ革命――日本人にデニムを売るには? 第5章 アメリカのカタログ化――ファッション・メディアの確立 第6章 くたばれ! ヤンキース――山崎眞行とフィフティーズ 第7章 新興成金――プレッピー、DC、シブカジ 第8章 原宿からいたるところへ――ヒロシとNIGOの世界進出 第9章 ビンテージとレプリカ――古着店と日本産ジーンズの台頭 第10章 アメトラを輸出する――独自のアメリカーナをつくった国 謝 辞 注釈と出典 参考文献 索引
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