
「一セットの服」で自分を好きになる (幻冬舎単行本)
あきやあさみ
幻冬舎 / 2024-04-03
この本について
服って、本当は毎日触れているのに、いざ選ぶとなると「なんかしっくりこない」「自分に似合うのが分からない」と急に迷路に入りますよね。僕も朝の鏡の前で固まる日が多くて、正直ずっと苦手意識がありました。でも、この本を読んでみて、悩み方そのものが少し変わった感覚があります。 特に響いたのは、服を“好きか嫌いか”だけで判断しない視点です。著者は、デザイナーの考えや背景を知ることで「飽きない」という感覚が生まれると言います。これは自分の気分だけで振り回されないための足場になるし、試着のときに感じるドキドキや抵抗感まで一つの材料として扱っていい、と教えてくれるんです。また、全身鏡を置いて光の当たり方まで変えながら自分を観察するという実践的なステップも、やってみるとかなり世界が変わります。見たことがない“今の自分”に出会える瞬間があるというか、気恥ずかしいけどおもしろい体験でした。 さらに、著者がいう“制服化”もただのミニマル思考ではなく、「なりたい自分」「好き」「似合う」「TPO」「機能性」「トレンド」の六つをバランスよく扱うもので、思った以上に現実的です。高価なものを無理して買え、とかではなく、「自分の意見を大事にして選ぶ」ことが軸になっているから、負担がありません。 服選びでいつも自信が揺らぐ人、自分の輪郭がぼやけて見える人、そして“なりたい自分”を一度ちゃんと見てみたい人には刺さると思います。僕と同じように日常の迷いを抱えたままでも、自分に合う服の選び方って作り直せるんだなと感じられる一冊でした。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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