
うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと
デラさん
この本について
仕事のことが休みの日まで頭から離れなかったり、人と比べて落ち込んだり、ちょっとした雑務にまで神経を使いすぎてぐったりしたり。自分でも「なんでこんなに疲れるんだろう」と思いながら、でもどうしていいかよく分からないまま毎日を回している……そんな時期ってありますよね。僕も同じで、余裕がなくなると自分の感情より“正しくあろうとする自分”を優先してしまう瞬間がよくあります。 この本が効くのは、そういう「心の操作に疲れたとき」に、もう少しラクな考え方の幅をくれるところです。たとえば、著者がやっていたように、仕事のことが少しでも浮かんだら即アニメをつけて、物理的に思考を遮断してしまう。これって雑に聞こえるけど、実際にやると驚くほど疲れなくなるんですよね。また、他人と比べるクセが出てきたときに、「相手と自分は比べられない」という前提を一度置き直すだけで、無駄に落ち込む回数が減るのも実感として分かる人が多いと思います。さらに、「相手に怒られるまではオフでいい」という目安の付け方は、真面目な人ほど救われやすい視点でした。 全体を通して、がんばるよりも“いまの自分の損得”に忠実でいることが回復につながる、という現実的な距離感が心地いいです。誰かに勝つとか、前の自分に戻るとかじゃなく、「いまの自分が生きやすくなる一手」を集めるだけでいい。 とくに、気を抜くのが下手な人、休むと罪悪感が出る人、自分の感情より周りを優先してしまいがちな人には、静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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