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初歩から学ぶ生物学 (角川ソフィア文庫)

初歩から学ぶ生物学 (角川ソフィア文庫)

池田 清彦

角川学芸出版 / 2003-09

累計読者数5
平均ハイライト数 7.2件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 34/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%

この本について

仕事のことでも社会のことでも、「前提って本当に正しいのか?」みたいなモヤモヤが定期的に来ませんか。自分の中で当たり前になっていた考えが、どこかで行き詰まっている感じ。とはいえ、誰かの強い意見をそのまま飲み込むのも違う。そんなときに、生物という全然別のスケールから世界を見ると、不思議と目の前の思考がほぐれることがあります。 たとえば、この本で描かれるクマムシの異常な生命力や、免疫が「自分と自分でないもの」を淡々と区別していく仕組み。そこにはドラマチックな物語はないのに、妙に腑に落ちるリアリティがあります。「生物とはルールを持ちながら、ルールごと変わってしまう存在」という視点に触れると、人間社会だけを見ていて抱える窮屈さが少しゆるむんです。人口問題や環境問題の話も、感情論ではなく、生態学的な原点から語られるので、自分が何を“前提”にしていたのかがはっきりしてくる感覚がありました。 劇的に人生が変わるような本ではありませんが、考えをリセットしたいときにちょうどいい距離感で手元にいてくれます。自分の思考のクセをいったん外側から見たい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

生命とはなにか? 種とは? 進化とは? 生物学には、分かっているようで、解明されていないことがたくさんある。構造主義生物学という独自の見地に立つ著者が、本当の生物学を分かりやすく解明する。
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