
できる子が育つ 七田式 親子あそび33
七田厚
この本について
子どもの成長って、目の前で起きているのに、どこまで手を出していいのかいつも迷いますよね。早くしなさいと言いたくなるし、「これ難しいかな?」と大人の基準で判断してしまうこともある。でも内心では、子どもが自分から楽しんでくれたら一番いいのに…と揺れてしまう。そんなモヤモヤをそっとほぐしてくれたのが、この本でした。 読んでいて一番印象に残ったのは、「子ども自身が面白がることが入り口になる」という考え方。大人が構えた瞬間、子どもも敏感に察してしまうんですよね。ページを開いてすぐに、右脳が優位に働く幼児期にこそできることがある、と具体例がどんどん書かれていて、「才能を伸ばす=特別な英才教育」みたいな構図が勝手にできていた自分に気づかされました。たとえば、絵と言葉を同時に見せるだけで理解しやすくなるとか、生活リズムに時計を紐づけるだけで時間の感覚が育つとか、やることは驚くほど日常的なんです。 もう一つ、背中を押されたのは「大人の固定観念は子どもの可能性を狭めやすい」という部分。1歳に漢字カード?と最初は思ったけれど、子ども視点では「あいうえお」と同じ情報の一つ。こちらが勝手に難易度を設定していたんだなと気づかされました。とはいえ、無理をさせる話ではなく、「楽しめるならやってみればいい」という温度感なのが救われます。 全体を通して感じたのは、親が“教える人”になりすぎなくていいということ。声かけひとつ、絵本の選び方ひとつで、子どもが持っている回路が自然に育っていく。そのシンプルさが、いま子育ての迷いが多い人ほど刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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