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本をどう読むか 幸せになる読書術 (ポプラ新書)

本をどう読むか 幸せになる読書術 (ポプラ新書)

岸見一郎

ポプラ社 / 2019-02

累計読者数5
平均ハイライト数 4.8件/人
推定読了時間 約5時間1分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

人の話を聞いていても「この人は何を考えているんだろう」と把握しきれなかったり、読書しても著者の意図がつかめずページだけが進んでいく感じ、けっこうありますよね。相手の立場に立つつもりでも、気づけば「もし自分だったら」と自分側の物差しで考えてしまう。そんな時にうまく世界が広がらない窮屈さを感じます。 岸見一郎さんの『本をどう読むか』は、その行き詰まりを無理なくほどいてくれる本でした。特に、著者を「目の前にいないけれど確かに存在している誰か」として受け取り、その人の声に耳を澄ますという姿勢は、自分の読み方をゆっくり変えてくれます。難しい本が急に理解できる瞬間があるという話も、読んでみると妙に腑に落ちます。理解とは賛成することではないから、相容れない主張でもまずは受け取ってみる。その積み重ねが、他者への寛容さにもつながっていく感じがします。 また、「同じ本でも二度入れない」という話は、自分が毎回少しずつ変わっていることをちゃんと認めるきっかけにもなりました。以前は刺さらなかった一文が、別のタイミングでは不意に日常の行動を変えてしまう。読書が経験を拡張するというのは、こういうことなんだと思いました。 本と対話しながら、自分の考え方を丁寧に見直したい人には、とても静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「本の読み方が変われば、生き方も変わる―」。『嫌われる勇気』の著者が「読書」と「生きること」について考えた初の読書論。
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