
The Washington Manual of Medical Therapeutics Paperback (English Edition)
Zachary Crees、Cassandra Fritz、Alonso Huedebert、Jonas Noe、Arvind Rengarajan、Xiaowen Wang、Dr. Cassandra Fritz MD、Dr. Alonso Huedebert MD、Dr. Jonas Noe MD、Dr. Arvind Rengarajan MD、Dr. Xiaowen Wang MD
Lippincott Williams & Wilkins / 2019-04-16
この本について
内科の現場にいると、疾患ごとに判断基準が微妙に違ったり、急変時だけやたら手順が細かかったりして、「結局いま目の前の患者さんにどう当てはめればいいんだろう」と迷う場面が多いと思います。特に脂質異常症のLDL190以上の扱いや、高血圧緊急症の優先順位、肝疾患患者の手術リスクなど、知っているつもりでも実際の対応になると途端に心許なくなるところです。 この本が助かるのは、こうした“臨床の揺れ”に対して、過度に簡略化せず、でも実際の判断に落とし込みやすい形で整理されているところだと感じています。例えば、ナトリプルシドを一番手にする理由や、メラノーマから肺・肝・周術期管理まで幅広く載っているのに、検査項目や投薬選択の根拠が簡潔にまとまっている。栄養管理のように後回しになりがちな領域も、どのタイミングで経腸から離脱すべきか、現場で迷いやすい線引きが書かれていて実務に直結します。 専門書の中では実用寄りで、神経質にならずに“現場の判断の背中を押してほしい人”に向いていると思います。日々の当直で、何となく自分のやり方に自信を持てないときに机の端に置いておくと、迷いが少し減るタイプの本です。
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