
図解 菜根譚─バランスよければ憂いなし
齋藤孝
累計読者数4
平均ハイライト数 1.3件/人
star総合評価 36/100
boltライト読書型
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この本について
最近、気分に振り回されてしまうことが増えていませんか。仕事の手応えがあった日は前向きなのに、ちょっと嫌なことがあるだけで全部が曇って見える、みたいなやつです。僕も同じで、結局「気分」と「自分の判断」をごちゃまぜにして疲れる日がよくあります。 この本を読んだ人が抜き出した「精神とはこのようなもの。気分によって上下したり、個人的な感情が入ったりするものとはまったく違います」という一行は、そのごちゃまぜ状態に小さく線を引いてくれる感じがあるんだと思います。菜根譚って一見むずかしそうですが、齋藤孝さんの解説が入ると、日常の判断で迷ったときにどう“基準”を保つか、すっと腑に落ちてきます。 例えば、気分が荒れているときほど立ち止まる理由がわかったり、反応ではなく態度を選ぶってどういうことかが具体的にイメージできたりします。もう少し言うと、自分の調子が乱れていても、「今どう振る舞うか」を後から後悔しない形で選びやすくなる。本書の菜根譚の読み解きは、その練習台になる感じです。 気分に左右されやすくて、でも「もっと落ち着いて判断したい」と思っている人には特に静かに刺さると思います。派手な処方箋じゃなく、日々の揺れ幅をほんの少し整えるための道具として、ちょうどいい一冊でした。
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