ヨムナビ
線は、僕を描く

線は、僕を描く

砥上裕將

講談社 / 2019-09-17

累計読者数4
平均ハイライト数 15.5件/人
推定読了時間 約3時間54分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%

この本について

仕事でも趣味でも、「うまくやろう」と思うほど手が固くなることってありませんか。頑張っているはずなのに、自分の技量ばかり気になって、肝心の“向き合いたかったもの”が見えなくなるあの感じ。僕もよくそこにハマります。 『線は、僕を描く』を読んでいて響いたのは、抜粋にも多く残されている「拙さは劣っていない」「目が届くところにしか手は届かない」「描かないことも技術」という視点でした。力を入れるほど遠ざかり、力を抜いたときにだけ届くものがある。完成を目指すより、生きている瞬間に心が動いた方向へ手を伸ばすこと。その考え方が、水墨画という枠を越えて、自分の仕事の向き合い方にも重なってきます。 特に、「自分の絵だけを見ていると、自分の手にも技にも騙される」という言葉は、経験を積んでいるはずなのに視野が狭くなる時期に刺さりました。上達よりも関わり方、結果よりも今そこにあるものを見ること。失敗を避けるより、失敗の中に身を置くこと。そんな当たり前のようで難しい姿勢を、この物語は静かに思い出させます。 「最近、がんばっているのに心がついてこない」と感じている人には、特に効く本だと思います。物語としても美しいのに、読み終えると少しだけ呼吸が深くなるような一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

砥上裕將の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

青春×水墨画! それは、“白”と“黒”で“宇宙”を描く芸術。墨と筆を道連れに、傷だらけの少年は、生命を取り戻す旅に出る。前代未聞の本格水墨画漫画! 「そう、水墨画。かっこいいだろう?」。大きな喪失感の中で生きる大学生・青山霜介は、水墨画の巨匠・篠田湖山に突然弟子にされてしまう。芸術のことなど何一つ知らなかった霜介は、たちまち見知らぬ世界に魅了されていく──。青春と芸術、成長と恢復の物語。前代未聞の本格水墨画漫画!
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要