
女の子の「自己肯定感」を高める育て方 思春期の接し方が子どもの人生を左右する!
吉野 明
実務教育出版 / 201809
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この本について
思春期の娘との距離感って、本当にむずかしいですよね。こちらは今まで通りのつもりでも、急にそっけなくなったり、上から言ったつもりはなくても一気に拒否されたり。「どう接すればいいのか正直わからない…」というモヤモヤは、多くの親が抱えていると思います。 この本が刺さっている人の抜粋を見ていると、娘の自己肯定感が下がる“小さな積み重ね”に気づけていなかった、という声が多いように思います。家事を自然と任せてしまっていたり、つい息子と同じテンションで命令口調になってしまったり、良かれと思って言った「私も苦手だったよ」が意外と響いていなかったり。そういう日常の細部に、「ああ…もしかして私もやってるかも」と立ち止まらせてくれるのが、この本のいちばんの価値だと感じました。 特に印象的なのは、親がタテの関係からヨコの関係へ降りる練習をする、という視点です。「さん付けで呼ぶ」「Iメッセージで伝える」「正論をぶつける前にまず受け止める」。どれも極端な理想論ではなく、今日からできる行動に落ちています。娘の反抗を“拒否”ではなく“自立のサイン”として扱う姿勢も、読んでいて気持ちが少し軽くなりました。 思春期の娘との距離感に疲れ気味の人、気づかないうちに上から目線になっていたかもしれない…と感じる人には、静かに効く一冊だと思います。
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