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THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス

THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス

ブライアン・マーチャント、倉田 幸信、長谷川 貴久

累計読者数7
平均ハイライト数 15.9件/人
star総合評価 58/100
menu_book精読型
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この本について

最近、スマホとの距離感がよくわからなくなることがあります。便利すぎるのに、気づけば一日の注意力をごっそり持っていかれている感じがして、じゃあこれとどう付き合えばいいんだろう…と立ち止まってしまう。しかも、仕事ではテックの話題を追いかけるのがほぼ必須で、その一方で「消費させるためのデバイス」に囲まれているような違和感も消えないんですよね。 『THE ONE DEVICE』は、そのモヤモヤを直接解決してくれる本ではないけれど、自分が抱えていた「なんでこうなったんだろう」という疑問の輪郭をはっきりさせてくれました。開発者たちが愛憎入り混じった気持ちでiPhoneを語る場面は、ユーザーとしての罪悪感とも共鳴するし、テック企業のマーケティングが僕らの使い方そのものを形づくってしまった経緯を読むと、日々の“つい触ってしまう”行動にも背景があるんだと腑に落ちます。さらに、アップルの裏側で人がどれほど入れ替わり、どれほどの摩擦があったのかを知ると、今手元にある一台にどれだけの思想と葛藤が積み上がったのかが静かに効いてきます。 自分の使い方を見直したいけど、単なる節制論では響かない人に刺さる本だと思います。デバイスを“手放す”ためではなく、“自分の手に戻す”ための視点がほしい時にちょうどいい一冊でした。

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