
Amazonソムリエが教える美味しいワインのえらび方
原 深雪
CEメディアハウス / 2019-09-14
この本について
ワインを選ぶときって、正直「何を基準にしたらいいのか分からないまま、なんとなくラベルで決めちゃう」みたいなことが多くないでしょうか。僕もずっとそうで、家で開けてみてから「あ、ちょっと渋いな…」「香り強いの苦手だったんだよな…」と気づくタイプでした。でも、この本を読んでから、選ぶときの“手がかり”が一気に増えました。 特に助かったのは、味の傾向とブドウ品種のつながりが、生活の感覚に落とし込まれて説明されているところです。例えば、緑茶の渋味が平気なら赤ワインもいけるかもしれない、とか、梅酒サワーが好きなら酸味のある品種が向いているかもしれない、とか。専門知識というより、「普段の飲み物との距離感」で自分の好みが探れるんですよね。スパークリングのガス圧の違いで泡立ちの印象が変わるという話も、実際にスーパーの棚の前で思い出せるくらい具体的でした。 もう一つありがたかったのは、値段と産地の“現実的なライン”を示してくれるところです。チリ産の品種が豊富で手頃だから、まずはそこで試すと比較しやすいとか、シャンパンは製法上どうしても高くなるから、普段飲みならプロセッコで十分満足できるとか。背伸びしない範囲で選べる道がわかると、気軽に一本買うハードルが下がります。 ワインにちょっと苦手意識があるけれど、もう少し楽しめるようになりたい人に刺さる本だと思います。知識を増やすというより、“自分の舌の使い方がわかるようになる”一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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