
生き物の死にざま
稲垣 栄洋
小学館 / 2019-07-15
累計読者数15
平均ハイライト数 9.9件/人
推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 61/100
trending_up後半加速型
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この本について
最近、自分の「役割」みたいなものに振り回されて疲れることがあります。仕事でも家のことでも、求められる形に合わせようとすると、どうしても自分が小さく感じてしまうというか。そんなとき、生き物たちの営みをのぞくと、少し肩の力が抜けることがあります。 『生き物の死にざま』は、死をテーマにしながらも、生き物がどんなふうに「生ききっているか」を静かに描く本です。サケが最後の力をふりしぼって子孫を残す姿や、セミが天命をまっとうした後は自然に役割を終えること、あるいはマンボウのように寿命どおりに生きられない生命がほとんどだという視点は、自分の理想通りに生きられない日常をやわらかく受け止めてくれます。さらに、ハサミムシやサソリの子育て、ゾウが仲間の死を悼む行動など、人間の価値観だけでは測れない世界に触れると、「生きる意味はひとつじゃなくていい」と思えるようになるんですよね。 生き方に正解を求めすぎてしんどくなっている人には、特に静かに響くと思います。大げさに救ってくれる本ではないですが、自分のペースに戻るための視点をそっと置いていってくれる一冊でした。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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出版社による紹介
すべては「命のバトン」をつなぐために―ゾウ、サケ、セミ、ミツバチ...生命の“最後の輝き”を描く哀切と感動の物語。
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