
シナリオのためのSF事典 知っておきたい科学技術・宇宙・お約束120
森瀬 繚
SBクリエイティブ / 2019-09-20
累計読者数9
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約7時間49分
star総合評価 37/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 50%
この本について
科学技術やSF設定を考えるとき、「これって本当に意味があるのかな」とか、「アイデアは浮かぶのに物語まで落とし込めない」とモヤモヤすることがあると思います。知識を調べても断片ばかりで、結局どこにどう効いてくるのか分からないまま手が止まる、みたいなこともよくあります。 この本を読んでいて印象に残るのは、技術そのものより“技術が社会をどう変えるか”に視点を引き上げてくれるところです。ファラデーの「生まれたばかりの赤ん坊は何の役に立つでしょう?」という逸話も、今は役立たなく見えるものが、時間をかけて世界を動かしていくという感覚を静かに思い出させてくれます。SFの設定を作るうえで、テクノロジーを単なる装飾として扱うのではなく、そこで暮らす人や社会がどう変わるのかまで想像が広がるのは、この本が丁寧に土台を押し出してくれるからだと思います。 さらに、ウラシマ効果のような「聞いたことはあるけど説明しろと言われると詰まる」概念も、物語の文脈で扱えるレベルまで落としてくれるので、知識がそのままアイデアの種になる実感があります。専門書ほど重くなく、でも断片的な雑学にもならない、ちょうどいい厚みです。 世界観づくりで「技術と人間の距離感」をつかみたい人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
科学の空想を加速する。 SF要素を含む物語を創作するときに知っておきたいキーワードを事典形式でまとめたネタ帳です。 ●創作に役立つ科学のトピックをたっぷり集めました。 ・現実において達成された科学技術から定番の未来技術まで ・SFの風景として欠かせない巨大構造物 ・解明された生命科学から、予測される生命の進化まで ・科学技術がもたらした世界や環境の変化、そしてこれからどう変わるか ・身近な太陽系から銀河全体、さらには宇宙そのものまで。天文学、宇宙開発、地球外生命体など ・科学知識の上に成立するお約束のSFテーマ ・どのような創作作品に利用されているか ■第1章 科学技術 テラフォーミング/重力制御/タイムトラベル/タイムパラドックス/ 質量保存の法則/エントロピーの増大/反物質/バイオテクノロジー など ■第2章 巨大構造物(メガストラクチャー) 軌道エレベータ/宇宙ステーション/宇宙コロニー/ダイソンスフィア など ■第3章 生命 DNAと遺伝子/生物の進化/ミュータント/放射能/新人類/ウィルス・細菌 など ■第4章 世界・環境 暦/地球温暖化/氷河期/ユートピア/ディストピア など ■第5章 宇宙 宇宙空間/宇宙開発/宇宙の危険/天体/惑星/恒星/小惑星・衛星 など ■第6章 テーマ ジェンダー/ファーストコンタクト/未知生物/宇宙戦争/銀河帝国 など ※本書は2011年に刊行した『ゲームシナリオのためのSF事典』をもとに、改題のうえ次の修正を加えた新版です。 ・新版制作にあたりSF作家・長谷敏司(『BEATLESS ビートレス』『My Humanity』)、科学文化作家の宮本道人が協力。 ・新規項目を10項目追加。 ・構成・解説を見直し、2019年の科学情報にブラッシュアップ ・イラストを増量。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




