
AIとSF (ハヤカワ文庫JA)
日本SF作家クラブ
早川書房 / 2023-05-23
累計読者数7
平均ハイライト数 9.1件/人
推定読了時間 約7時間54分
star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
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この本について
最近、AIの話題を見るたびに「便利になってるはずなのに、なぜか不安だけ増える…」みたいな気分になることが多いです。判断をAIに預けた途端、責任だけは人間に戻ってくる感じとか、情報の真偽があやふやなまま一気に広まってしまう環境とか。自分でも説明しきれないモヤモヤが溜まっていくんですよね。 『AIとSF』を読んで感じたのは、この不安そのものを“整理してくれる”本だということでした。未来の技術を語っているようでいて、実際は「私たちがAIとどう距離を取るか」「判断する人間側の揺らぎ」「嘘や誤解が増幅される構造」みたいな、いま直面している問題を具体的な物語として見せてくれます。たとえば、AIが正しい答えを出しても、最後にそれを告知するのは人間であること。その重さに気づいてしまった瞬間の怖さは、妙にリアルでした。 もう一つ刺さったのは、情報があふれ続ける世界で“人間だけが持つ冗長性”がどんな意味を持つのか、という視点です。合理性だけでは説明できない部分を物語として描いてくれるから、読んでいて救われる瞬間があるんですよね。AIに詳しいとかではなく、ただ「この先どう折り合いをつければいいんだろう」と迷っている人にしっかり効く本だと思います。 技術に疲れたけど置いていかれるのも怖い、そんな人に刺さります。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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出版社による紹介
画像生成AI、ChatGPTなどの対話型AI――まさにカンブリア爆発ともいえる速度と多様さで、AI技術は人類文明を劇的に変えようとしている。その進化に晒された2025年大阪万博までの顛末、チャットボットの孤独、AIカウンセラーの献身からシンギュラリティまで、22名の作家が激動の最前線で体感するAIと人類の未来。『ポストコロナのSF』『2084年のSF』に続く日本SF作家クラブ編の書き下ろしアンソロジー第3弾 目 次 まえがき 大澤博隆 準備がいつまで経っても終わらない件 長谷敏司 没友 高山羽根子 Forget me, bot 柞刈湯葉 形態学としての病理診断の終わり 揚羽はな シンジツ 荻野目悠樹 AIになったさやか 人間六度 ゴッド・ブレス・ユー 品田 遊 愛の人 粕谷知世 秘密 高野史緒 預言者の微笑 福田和代 シークレット・プロンプト 安野貴博 友愛決定境界 津久井五月 オルフェウスの子どもたち 斧田小夜 智慧練糸 野﨑まど 表情は人の為ならず 麦原 遼 人類はシンギュラリティをいかに迎えるべきか 松崎有理 覚悟の一句 菅 浩江 月下組討仏師 竹田人造 チェインギャング 十三不塔 セルたんクライシス 野尻抱介 作麼生の鑿 飛 浩隆 土人形と動死体 If You were a Golem, I must be a Zombie 円城 塔 この文章はAIが書いたものではありません 鳥海不二夫 各篇解説 鯨井久志/鈴木 力/冬木糸一/宮本裕人
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