
マンガでやさしくわかる組織開発
中村和彦 and 松尾陽子
日本能率協会マネジメントセンター / 2019-07-31
この本について
職場の空気がどんよりしている理由が、どこにあるのかよく分からないまま時間だけが過ぎていくことってありませんか。人間関係の問題だと思いつつ、相手を変えることもできないし、自分だけで抱えるにも限界がある。自分の判断が正しいのかも揺らいで、結局そのままにしてしまう。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が助けになるのは、「問題の見つけ方」そのものを丁寧に扱っているところです。相手の性格や立場を責めるのではなく、そもそも目に見えにくい人間的な側面をどう捉えるのかを、マンガを使いながら地に足のついた形で示してくれます。特に、対話を通してお互いの強みに光を当てる考え方や、「技術的問題」と「適応課題」を分けて考える視点は、現場のモヤモヤにそのまま当てはめやすいです。無理に解決策へ飛びつく前に、まず何が起きているのかを皆で見える形にしていく流れが具体的で、読みながら自分の職場を思い浮かべずにはいられませんでした。 チームがバラバラで会話がない状況でも、一人で抱え込まずに、小さくても「一緒に変えたい」と思う人たちをコアチームにすることで前に進めるという視点も、現実的で励まされます。誰かのカリスマ性や劇的な改革ではなく、関係性を少しずつ育てていくプロセスをどう回すかに焦点が当たっているのが、この本のよいところだと思います。 職場の人間関係に疲れながらも、もう少しだけ良くしたいと思っている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




