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採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ

採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ

黒田真行 and 佐藤雄佑

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-10-28

累計読者数28
平均ハイライト数 21件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 73/100
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この本について

中途採用まわりの議論をしていると、「結局いま何が起きていて、どこに向かうのか」がつかみにくいまま、目の前のKPIだけ追ってしまうことがよくあります。企業側の要望と求職者の本音のあいだで揺れたり、サービスの違いが分かるようで分からなかったり…。自分もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本は、人材紹介や求人広告がどう積み上がって今の姿になったのか、その背景を“構造”として見せてくれるのが大きかったです。たとえば、なぜ低価格戦略が成立しないのか、なぜ企業側のニーズだけでは採用が回らなくなってきたのか。その流れを知ることで、現場で感じていた違和感に理由がつくようになりました。また、OpenWorkやミイダスのような事例が丁寧に解説されていて、「何が新しかったのか」「どこに価値があったのか」が表面の話で終わらず理解できます。さらに、求職者の離職理由のデータや、人生100年時代のスキル変化など、働く個人の観点を交えながら読むことで、企業起点だけでは見落としがちな部分が自然と整理されていきました。 人材業界の変化を“点”ではなく“線”で理解したい人にとっては、かなり手堅い一冊だと思います。自分と同じように、採用まわりで「あれ、なんでこうなってるんだっけ」と感じている人ほど刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いまや一大産業となった人材業界。ですが、かつて高度成長期には終身雇用と年功序列が一気に広がったことで、「新卒で入社したら定年まで勤め上げるのが当たり前。途中でケツを割って逃げ出すのは負け犬だ」という価値観が一般化し、転職=中途採用の市場そのものをうしろめたいものにしていた側面もありました。当初はびくともしなかったその差別的な空気は、時代を追うごとに変化し、転職は当たり前どころか、適正なキャリア構築のための不可欠な手段となりました。今では、転職を考える方々から、「転職時に手段が多すぎ、情報が多すぎて選べない」「複数の転職エージェントに相談したが、アドバイス内容が人によって違いすぎてどの意見を信用すればいいのか」といった声が年々増加するような状況になっています。また、転職サイトや人材紹介会社などで働く方からは、「転職サイトは、クローリングにとってかわられるのか?」「人材紹介ビジネスは、AI によって崩壊するのか?」「RPO はどこまで進化するのか?」といった、中途採用ビジネスの環境激変による将来不安の声が聞かれるようになっています。本書では、2020年時点で日本の最先端を走っている、HR系、特にリクルーティング系のサービスにもスポットを当て、これからの人材業界の変化の予測にも挑戦しています。「人材業界は今後どうなるのか? どうなるべきなのか?」を俯瞰して考察している、貴重な一冊です。採用担当者、転職サイトや人材紹介会社で働く方、人材業界で働きたい方はもちろん、経営者や、産業の変化の一つとして客観的にこの業界に興味を持つ方々に読んでほしい一冊です。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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