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21世紀の啓蒙 上:理性、科学、ヒューマニズム、進歩

21世紀の啓蒙 上:理性、科学、ヒューマニズム、進歩

スティーブン・ピンカー, 橘 明美, and 坂田 雪子

累計読者数21
平均ハイライト数 36.1件/人
star総合評価 68/100
start序盤集中型
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この本について

最近、ニュースを見ても仕事をしていても、「世界って本当に良くなってるのか?」とつい暗い方に引っぱられることが多いですよね。自分の生活については何とか前向きに考えられるのに、社会全体の話になると急に悲観的になるあの感じ、よくわかります。僕もそうでした。 『21世紀の啓蒙』は、そのモヤモヤに対して無理に元気づけるタイプの本ではなく、ただ静かに「数えてみよう」「仕組みを見よう」と言ってくれる本でした。エントロピーの話やネガティビティ・バイアスの研究が示すのは、僕らが世界を悲観的に見やすいのは気のせいではなく“脳の仕様”であるということ。そのうえで、実際のデータを追っていくと、健康や貧困、技術などは何十年もかけて確実に改善してきたという事実が見えてきます。自分の思い込みとは別に「世界の変化の実物」を手に取るように感じられるのが、この本の効きどころです。 そしてもう一つ大きかったのは、理性や科学が持つ役割を、すごく地に足のついた形で描いてくれるところ。問題は必ず起きるけれど、それは「解決不可能」ではないという視点に触れると、日々の仕事の判断にも少し余裕が生まれます。感情だけで揺さぶられるのではなく、状況を一度“数え直す”習慣が身につく感じです。 世界の見え方がネガティブに寄りがちな人、あるいは「進歩」という言葉を半信半疑で眺めてきた人には、特に刺さると思います。僕自身、その一人でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

世界は暗黒に向かってなどいない。貧困から平和、人々の知能まで、多くの領域が啓蒙の理念と実践で改善されたことをデータで提示。
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