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政府債務

政府債務

森田 長太郎

東洋経済新報社 / 2004-05

累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約5時間48分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
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この本について

最近、「日本の財政って結局どうなってるんだろう…」とふと不安になることが多い人は多いと思います。国の借金が増えた理由も、増税議論の正体も、ニュースでは断片的にしか触れられなくて、結局どこで何が起きているのか自分の中でつながらないままモヤモヤが残るんですよね。僕自身、数字を見るたびに不安だけが先に立って、考えるのを後回しにしていました。 森田長太郎さんの『政府債務』は、そのモヤモヤに少しずつ輪郭を与えてくれました。たとえば、この30年で法人税や所得税を下げ続けた結果、消費税を足しても埋めきれない規模の税収減が積み上がっていたこと。日銀が国債を抱えている意味が、「政府の借金の性質が変わる」という具体的なファイナンスの問題として説明されていること。そして、戦争や災害のような“リアルな危機”と不況のような“金融的な危機”が、財政に全く逆の負荷をかけるという視点。どれも、日々の不安を「どういう構造で起きているのか」に置き換えてくれる内容でした。 読みながら、自分が思っていたよりも「日本は何もしてこなかったわけではないし、問題も単純な話ではないんだな」と落ち着く部分もあり、その一方で、人口動態や税制の遅れが積み上がった現状の重さも淡々と突きつけられます。良し悪しで判断する前に、現実の全体像を一度フラットに受け止めたい人に向いている本です。 特に、「ニュースの議論が感情的すぎて、自分の頭で整理する材料がほしい」という人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

隠れた債務を解剖し,財政赤字処理策を展望
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