
SUPER MTG スーパー・ミーティング
スティーヴン・G・ロゲルバーグ and 桜田 直美
サンマーク出版 / 2020-01-29
この本について
ミーティングって、ちゃんと準備しているつもりなのに「今日も結局なにが決まったんだっけ…」みたいな終わり方をしてしまうことが多くて、個人的にもずっとモヤモヤしていました。アジェンダを作れば何とかなる、と言われ続けてきましたが、実際はアジェンダ通りに進んでも満足度が上がらないことのほうが多い。そんな違和感に、この本はかなり正直に切り込んでくれます。 おもしろいのは、「アジェンダがあるかどうかと、ミーティングの質には関係がない」という研究結果が何度も出てくるところ。じゃあ何が効くのかというと、リーダー側の「場を支える姿勢」だったり、参加者全員を巻き込むための小さな工夫だったりします。名前を呼んで話を振る、ミーティング前に“ミュート前提”をやめてもらう、議題を出席者にも提案してもらう。どれも現場で明日から試せることばかりなのに、やってみると空気がけっこう変わるんですよね。 そして一番刺さったのは、サーバント・リーダーの考え方でした。「先頭で引っ張るより、チームが動きやすいように支える方が効果的」という指摘は、オンライン会議が増えた今の働き方にすごくしっくりきます。自分が話しすぎるほど満足度が上がるというデータもあって、場づくりの難しさを改めて感じました。 ミーティングの「やり方」より、「人がどう動くか」に興味がある人にはとくに刺さる本です。空回りしがちな会議運営を、もう少し軽やかにしたいときの助けになります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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