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だれもわかってくれない 傷つかないための心理学 (ハヤカワ文庫NF)

だれもわかってくれない 傷つかないための心理学 (ハヤカワ文庫NF)

ハイディ グラント ハルヴァーソン and 高橋 由紀子

累計読者数9
平均ハイライト数 18.3件/人
推定読了時間 約5時間50分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

人と話していて、「こんなつもりじゃなかったのに伝わらない」とか、「相手の反応が読めなくて距離ができる」といったモヤモヤ、けっこうありますよね。自分では表情で伝えているつもりでも、相手にはまったく別の顔に見えていたり、人は自分と同じように感じているはずだと無意識に思い込んでいたり。日常の小さな誤差が積み重なって、関係が固くなることが多いんだと思います。 この本が面白いのは、その誤差を「人が世界を見るときのレンズ」として説明してくれるところです。たとえば、相手がどうして距離を取りたがるのかを、性格ではなく“経験してきた環境”から読み解く視点。人に頼れなかった人は、頼り方自体がわからないから近づけない、という説明は妙に腑に落ちました。あるいは、人は自分をどう見てほしいかという期待を強く抱えていて、それに沿わない情報は受け取りたくないという話。これを知っているだけで、相手がなぜ納得しないのかが少しだけ読みやすくなります。 さらに、相手に評価してもらうためには、理解しようとする相手の“努力”に報いる必要がある、という考え方も印象的でした。たとえば、ただ丁寧に説明するだけではなく、こちらも相手に依存するポイントをつくることで関係が動き出す、という具体的な話が多いので、実生活に落とし込みやすいです。 他人の考えがよく分からないまま悩みがちな人や、「自分の伝え方がズレている気がする」と感じている人に刺さる一冊だと思います。

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出版社による紹介

わたしたちの大半の悩みは、人間関係が原因で生まれている。家族、恋人、職場の同僚...。周りの人は、なぜこんなに無理解なのか?そんなとき、わたしたちはどうやって対処するべきなのだろうか?米コロンビア大学ビジネススクールの社会心理学者が、つらい関係の原因となる人間共通の心理的な傾向と、それぞれのケースにふさわしい対処法についてわかりやすく解説。きっと明日から、他人のふるまいへの見方が変わるはず。
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