
期待値を超える~僕が失敗しながら学んできた仕事の方法~ (光文社新書)
松浦 弥太郎
光文社 / 202003
累計読者数3
平均ハイライト数 43件/人
star総合評価 70/100
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この本について
仕事で人と向き合うたびに、「何をどう伝えればいいのか分からない」「背伸びしている自分がバレそうで落ち着かない」という感覚、けっこう共通なんじゃないかと思います。丁寧にやりたい気持ちはあるのに、実際の場面では余裕がなくなってしまう。相手の気持ちを知りたいのに、踏み込み方が分からない。僕もずっとそのくり返しでした。 松浦弥太郎さんの『期待値を超える』は、そういう“現場の迷い”に少しずつ手触りを与えてくれる本です。派手なテクニックではなく、仕事を「困っている人を助けること」と捉える視点がまず効きます。背伸びしない、盛らない、まず相手の土俵に着地する。その上で、伝えることはひとつに絞り、ていねいなコミュニケーションを避けない。読みながら、自分の中で絡まっていた糸がゆっくりほどけていく感覚がありました。 とくに印象に残ったのは、「最初の七秒を整える」姿勢と、「自分を大きく見せようとしないほうが結局うまくいく」という考え方です。どちらも地味なようで、実際の場面に置き換えると妙にリアルで、次の商談や打ち合わせで試してみようと思える。こういう“すぐ実践に落とせるやり方”が静かに効いてきます。 自分のコミュニケーションに少しでもモヤモヤを抱えている人、特に「丁寧にやりたいのに空回りしがち」というタイプにはしっかり刺さる一冊だと思います。
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