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基本がわかる 実践できる マーケティングリサーチの手順と使い方[定量調査編]
蛭川速 and 吉原慶
日本能率協会マネジメントセンター / 2020-05-16
この本について
マーケのリサーチに向き合うたび、「集めたデータをどう読めばいいのか」「そもそも何を明らかにしたかったんだっけ」と手が止まることがあります。AIがどれだけ便利になっても、仮説の立て方や価値の見つけ方は自動化されない分、余計に迷いやすいところですよね。僕も「調べたはずなのに次の一手が見えない」状態を何度も味わいました。 この本が良かったのは、リサーチを“作業”としてではなく“意思を形にするプロセス”として扱っているところでした。例えば「何が課題で、何をしたくて、どの情報が必要か」を最初に整理すると、定量データがただの数字ではなく行動につながる材料になること。あるいはAIDMAやAISASのような基本モデルを押さえておくことで、仮説の粒度が揃い、定性と定量のどちらを使うべきか迷わなくなること。さらには、潜在ニーズの2パターンを知るだけで、アンケートで無理に“正解”を引き出そうとしなくて済むようになること。このあたりは実務の手触りに直結しました。 大げさに言えば、これは「リサーチの本」でもありつつ「マーケター自身が意思決定できる状態を作る本」でもあります。調査設計から分析、レポートまで一連の思考の流れが一本線でつながるので、迷ったときの道標として常に手元に置いておける感じです。 データを集めても自信を持って次のアクションに踏み出せない人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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