
産業医はじめの一歩
川島恵美、山田洋太
羊土社 / 2019-11
累計読者数3
平均ハイライト数 19件/人
推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
産業医として働いていると、「結局どこまで踏み込んでいいのか」「労働者と会社のどちらを優先すべきなのか」で迷うことが多いと思います。理想論ではなく、実務の現場で判断に詰まる瞬間にどう動くか。私自身、その境界線がずっとモヤモヤしていました。 『産業医はじめの一歩』は、その宙ぶらりんな感覚をほどいてくれる本でした。たとえば、健康診断の判定やストレスチェックの集団分析を「どう企業の施策につなげるか」という視点がとても実務的ですし、個人の声に寄りすぎても全体が見えなくなるという指摘は、実際の現場を知っている人の言葉だと感じました。特に「産業医の仕事は、治療ではなく“早期に気づいて適切につなぐこと”」という説明は、現場で求められる役割を具体的に描いてくれます。 また、企業価値と労働者の健康を両立させるというスタンスも、きれいごとではなく、実際の企業の動きやマンパワーを踏まえた現実的な話として書かれています。個人面談での聞き方や事後措置の勘所、長時間労働を“発生させない仕組み”として捉える考え方など、明日からの行動が変わる具体性がありがたいところです。 これから産業医を始める人はもちろん、すでに現場で「この判断は妥当だったのか」と悩んでいる人にこそ、静かに刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの84%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
あらゆる場面で自信がもてる産業医ビギナーのための入門&実践書
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




