
ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書
河原あず and 藤田祐司
ダイヤモンド社 / 2020-06-17
この本について
コミュニティづくりに取り組んでいると、「そもそも何のためにやっているんだっけ?」と急に足が止まる瞬間がありませんか。イベントを増やせばいいのか、参加者の反応を追うべきなのか、それとも上からの説明責任が先なのか……迷いが重なると、全体像がどんどん見えづらくなるあの感じです。僕もコミュニティ運営に手を出すたび、目の前のタスクに引っ張られて方向性を見失いがちでした。 この本が助かったのは、コミュニティ運営を「点」で見る癖をやめて、「線」で考える視点をくれたところです。イベントの企画も、参加者の関わりも、すべてはビジョンに収束していくものだと整理されていて、やるべきことの優先順位が落ち着きました。また、参加者一人ひとりが主体的に動ける状態をどう整えるかが丁寧に書かれていて、心理的安全性をどうつくるか、コミュニケーションのトーンをどう決めるかといった“具体的な場面”で迷わなくなります。そして、リソースが少ない時期にイベントを増やしすぎないほうがいいという現実的な視点も、かなり気持ちを軽くしてくれました。 自分のコミュニティが何のために存在していて、何を達成したいのかが曖昧なまま手を動かしてしまう人に刺さる一冊です。ふわっとした理想論ではなく、運営者が日々つまづきやすいポイントを拾い直しながら、続けられる形を一緒につくっていくような内容でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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