
さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築
大澤 文孝 and 浅居 尚
日経BP / 2020-06-12
この本について
Dockerを触り始めた頃、コンテナが「急に止まる理由」や「どこにデータが残っているのか」が曖昧なままで、実務に使うには不安が残る…そんなモヤモヤがずっとありました。コマンドは覚えたつもりでも、仕組みの理解が追いつかず、トラブルのたびに手が止まる感じです。 この本は、その曖昧さをひとつずつ潰してくれるタイプでした。例えば「コンテナはコマンドが終わったら停止する」という当たり前の挙動を、実際の httpd コンテナの動きと対比しながら腹落ちさせてくれます。また、コンテナの中に何が含まれていて、どこからデータが失われるのかを具体的に触りながら理解できるので、ボリュームをどう扱うべきか判断しやすくなりました。docker run が実は複数コマンドの詰め合わせだという説明も、運用で「なぜこの挙動になるのか」を読み解く助けになります。 さらに、コンテナの整理やネットワーク、バックアップの話まで一度手を動かしておくことで、「自分の環境で本当にどう動くのか」がわかるようになるのが大きいです。実務で詰まりやすい“地味だけど重要な部分”を順番に拾ってくれるので、何かに追われながら Docker を学んでいる人にとってはかなり心強いと思います。 自分で環境を壊しながら理解していきたい人、BlackBoxのまま Docker を使うのが不安な人に刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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