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Spotify――新しいコンテンツ王国の誕生

Spotify――新しいコンテンツ王国の誕生

スベン・カールソン、ヨーナス・レイヨンフーフブッド、池上 明子

ダイヤモンド社 / 2020-06

累計読者数3
平均ハイライト数 8.3件/人
推定読了時間 約8時間26分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%

この本について

仕事でもプロジェクトでも、仕組みをつくる側に回ろうとすると「正解が見えない」「どこまでリスクを取ればいいのか」と迷うことが多いですよね。僕もそうで、特に相手が大きな組織だったり、情報が不透明だったりすると、前に進む判断そのものが怖くなることがあります。 この本を読んでおもしろいのは、Spotifyほどの巨大サービスでさえ、最初の頃は利益も出ず、レコード会社との交渉では前払いを求められて赤字が確定するような契約を飲まざるを得なかったり、アーティストが大量に離脱したり、とにかく“正しい一手”なんて最初から存在していなかったところです。それでも彼らが進めた理由は、データの扱い方や無料モデルの位置づけなど、迷いながらも自分たちの仮説を小さく検証し続けていたからだと感じます。ユーザーの位置情報やセンサーデータをどう使うか、その反発をどう修正するかの動き方も含めて、判断のグラデーションが見えるのがありがたいところです。 もう一点、読んでいて背筋が伸びたのは、組織の成長に合わせて技術も人事も容赦なく変わっていくリアルさでした。P2Pからクラウドへの移行や、若手管理職が職務転換を余儀なくされる場面など、“大きくなるということはこういう痛みがある”という現実が淡々と描かれています。きれいごとではなく、実務の泥臭さまで含めて学べるのは貴重です。 自分の判断に迷ったとき、挑戦していいのか不安になる人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アップル、全レコード会社、テイラー・スウィフトを敵に回し、アマゾン、グーグル、ジェイ・Zと競合し、マイクロソフト、テンセントがその支配を狙う。向かうところ敵だらけのSpotifyは、なぜ音楽の「聴き方」と「ビジネスモデル」を永遠に変え、有料会員1億人超の世界No.1音楽ストリーミング企業となることができたのか。あり得ないほどの危機的状況を逆転し、真のユーザーファーストのサービスを確立する方法。
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