
弱さのちから
若松英輔
亜紀書房 / 20200722
累計読者数13
平均ハイライト数 2.2件/人
推定読了時間 約1時間36分
star総合評価 37/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 25%
この本について
最近、弱さを見せると立ち止まってしまう気がして、つい仕事でも人間関係でも「ちゃんとしなきゃ」と肩に力が入ってしまうことがあります。でも、そのわりに思うように人と距離が縮まらなかったり、自分の気持ちが置き去りになっていたりして、どこかモヤモヤが残るんですよね。 『弱さのちから』は、そのモヤモヤに対して「弱さって本当に隠すべきものなのか」という問いの立て方を変えてくれる本でした。弱さは欠点ではなく、他者の弱さに気づける感受性でもある、という視点に触れると、人に頼ることや迷うことが少しだけ別の意味を持ちはじめます。たとえば、相手にただ“さわる”のではなく、“ふれる”ようにかかわるとはどういうことか、つながりを作るとは何が起きている状態なのか、日常の行動レベルで考え直すきっかけになります。 また、働くことについても「誇り」や「敬意」という、普段は言語化しづらい感覚を丁寧に照らしてくれます。仕事がうまくいかない時ほど、自分の弱さばかりが目立って苦しくなるのですが、その弱さが実は他者との関係を支える一部でもあると気づくと、少し呼吸がしやすくなる感覚がありました。 自分の弱さを抱えたまま前に進みたい人に刺さる一冊だと思います。完璧さより、揺らぎの中で何を見つけるかを一緒に考えたい時に、そっと脇に置いておける本です。
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出版社による紹介
弱さを肯定するところから、生まれるもの。
強くあるために勇気を振り絞ろうとする。
だが、そうやって強がろうとしても、勇気は湧いてこない。
勇気は自分の「弱さ」と向き合いつつ、大切な人のことを思ったとき、どこかから湧出してくる——。
弱さを克服し、強くなることが善とされてきたが、それは本当だろうか?
自分と他者の弱さを見つめ、受け入れることから、信頼やつながりを育む真の強さが生まれるのではないか?
現代に鋭い問いを投げかけ続ける批評家が、危機の時代を生き抜くための叡智を、やさしく語る。
【目次】
はじめに
1
・天耳(てんに)
・弱い自分
・おそれと向き合う
・弱さに学ぶ
・見えないものの復興
・賢者と「時」の感覚
・無常と情愛
2
・言葉のともしび
・遅れてきた新学期
・「弱さ」において「つながる」社会
・弱さの彼方にある光——敬意と愛と正義
・闇を照らす言葉
3
・いのちを守る
・いのちと経済をつなぐもの
・愛に渇く
・言葉に渇く
・言葉の護符
・仕事
おわりに
目次
はじめに
1
・天耳(てんに)
・弱い自分
・おそれと向き合う
・弱さに学ぶ
・見えないものの復興
・賢者と「時」の感覚
・無常と情愛
2
・言葉のともしび
・遅れてきた新学期
・「弱さ」において「つながる」社会
・弱さの彼方にある光——敬意と愛と正義
・闇を照らす言葉
3
・いのちを守る
・いのちと経済をつなぐもの
・愛に渇く
・言葉に渇く
・言葉の護符
・仕事
おわりに
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