
本を読めなくなった人のための読書論
若松英輔
亜紀書房 / 20260410
累計読者数15
平均ハイライト数 16.8件/人
推定読了時間 約1時間22分
star総合評価 61/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%
この本について
本を開いても、どうにも文字が入ってこない時期ってありますよね。気づけばSNSを開いて、ひとりのはずなのに全然ひとりじゃなくなる。焦りもあるし、「読めない自分」にうっすら落ち込んだりもする。僕も同じで、この本はまさにその停滞のただ中で出会いました。 若松英輔さんは、読めない時間そのものを否定しません。むしろ「今は読むより、胸の中にたまったものを書いて吐き出す時期なのかもしれない」と静かに示してくれます。言葉は一気に人生を変える魔法ではなく、目に見えない“コトバ”として、ゆっくりと長く効いてくるものだという視点も救いでした。全部読まなくていいし、立ち止まっていい。本は「水泳の距離」ではなく「水との関係」のようなもので、合うタイミングで出会えば十分なんだと腑に落ちます。 ひとりでいることに落ち着けないまま「読まなきゃ」と焦っている人に、とても静かに寄り添う本です。読書がまたできるようになるというより、自分の内側に残っていた感覚を少しずつ取り戻していく感じに近いかもしれません。こんな人に刺さります。読む気力がない自分を責めがちな人。
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読書インサイト
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
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出版社による紹介
本は、ぜんぶ読まなくていい
たくさん読まなくていい
忙しい日々、疲れてしまって、本に集中して向き合えない。
読みたいのに、どうして?
──そんなあなたに、もう一度「本のある暮らし」を取り戻すためのヒントをやさしく伝えます。
多読・速読から、「言葉と出会う読書」へ。
NHK「100分de名著」人気指南役が案内する新しい読書のかたち。
目次
はじめに──読書という不思議な出来事
第1章 待つ読書
第2章 言葉と出会う
第3章 本と出会う
おわりに──読めない本に出会う
あとがきに代えて──無意識の読書
増補
「読む」と「書く」の秘密
言葉の呼吸
増補版あとがき
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