ヨムナビ
職業としての小説家(新潮文庫)

職業としての小説家(新潮文庫)

村上春樹

スイッチ・パブリッシング / 2016-09

累計読者数22
平均ハイライト数 20.2件/人
推定読了時間 約7時間2分
star総合評価 59/100
bookmarkリファレンス型
check_circle推定完走率 20%

この本について

「自分のやりたいことをやれているのか」とか、「周りの期待に合わせすぎているんじゃないか」とか、日常のどこかでふっと立ち止まる瞬間があります。僕自身も、他人のペースに引っ張られたり、評価ばかり気にして疲れてしまうことがよくあります。そんなときに読み返すのが村上春樹さんの『職業としての小説家』でした。 この本が面白いのは、作家論というより“どう自分を保ちながら仕事を続けるか”という実践の話がずっと続くところです。たとえば、ジョイスの「イマジネーションとは記憶のことだ」という言葉のように、創造性を特別な才能としてではなく、日常の断片を組み合わせる行為として語ってくれる。だから、自分の生活や経験の扱い方に少しだけ自信が戻るんです。また、「世間が何を求めているかなんて考えなくていい」というエピソードは、誰かに理解されるまで時間がかかっても、自分のペースを信じていいんだと背中を押してくれる。さらに、長く続けるには基礎体力が必要だという話も、精神論ではなく、実際の行動レベルでの助言として効いてきます。 全員に届くタイプの本ではないけれど、「評価より手応え」を軸に働きたい人には深く刺さると思います。迷いながら何かを続けていると、自分のやっていることが正しいのか不安になる瞬間は避けられない。でも、この本はその不安を否定せず、むしろ“そのままでいい”と静かに言ってくれる一冊でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

村上春樹の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

村上春樹が書く“村上春樹 ”! 小説家の生き方、小説の書き方を語り尽くした稀有な一冊!
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要