
ファシリテーション型業務改革 ストーリーで学ぶ次世代プロジェクト (日本経済新聞出版)
榊巻亮, 百田牧人, and 岡本晋太朗
日経BP / 2020-08-25
この本について
プロジェクトの議論になると、意見は出るのに深まらないとか、気づけば一部の人だけが話していて温度差が広がっていく…そんな場面に何度もぶつかってきました。自分も「ちゃんと進めたいのに、どう仕掛ければいいのか」が見えずに悩むことが多かったです。 この本を読んで印象的だったのは、議論を前に進めるための“具体的な手つき”がそのまま描かれているところです。たとえば、書き出された意見をただ分類するのではなく、なぜそう考えたのかを丁寧にたどること。共感度や因果関係を確認しながら話をつないでいくこと。こういう当たり前に見える動きが整理されていて、実際の現場でどこが抜けやすいかがよくわかります。さらに、プロジェクトの熱量を保つために「プラスの反応」を意図的につくるとか、キックオフで期待値を交換するといった、雰囲気づくりの細部まで描かれているのがありがたかったです。 読んでいて、自分のチームで停滞していた議論のシーンを思い出しながら、「次に試すならまずここだな」と具体的に置き換えられました。単なる成功論ではなく、迷いながら場をつくる人たちの試行錯誤が語られているので、背伸びせずに読める一冊だと思います。 特に、プロジェクトの議論がいつも浅く終わってしまう人や、ファシリテーションに苦手意識がある人には刺さりやすいはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
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ザ・ファシリテーター2
森 時彦
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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