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イノベーション・ファシリテーター

イノベーション・ファシリテーター

野村 恭彦

President Inc / 2015-05-19

累計読者数3
平均ハイライト数 102.7件/人
推定読了時間 約3時間32分
star総合評価 74/100
menu_book精読型
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この本について

会議で議論が堂々巡りしたり、参加者に「で、何を話せばいいんだっけ?」という顔をされること、けっこうありますよね。僕もファシリテーションを任される場面で、問いの立て方や場づくりの難しさに何度もつまずいてきました。固定観念を外そうとしても、自分自身のバイアスに気づけないまま進行が重たくなる…そんな経験がある人には、この本がかなり助けになると思います。 特に効くのは、まず「問いのつくり方」の解像度が一気に上がるところ。誰も考えたことのない切り口や、公共性を帯びたテーマがどう生まれるのかが、当事者の“想い”をどう汲み取るかというプロセスとセットで語られていて、抽象論では終わりません。さらに、問いが場に浸透していないと参加者の目線がスライドに戻る、という細かな観察もあって、実践での手触りがかなりリアルです。対話の中心に空いた椅子を置くフィッシュボウルの話も、立場を超えて「自分が話していい」と思える空気のつくり方として腑に落ちました。 もう一点、この本がいいのは、アイデアの「派手さ」よりも、参加者全員が自分ゴトとして意味づけできるかを大事にしているところです。意見がぶつかった瞬間をチャンスと捉える姿勢や、一次情報に触れることで立場がひっくり返る瞬間の描写など、場づくりのリアルさがそのままヒントになります。結局のところ、ファシリテーションは人の“想い”に触れ続ける仕事なんだと静かに気づかせてくれます。 自分の問いがいつも浅く感じる人、組織や地域の対話で「何かが噛み合わない」と感じている人には、特に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

さぁ、新しい現実づくりに挑戦しよう。 少子高齢化、地方の衰退、震災からの復興といった社会的問題を解決するために年齢、国籍、業種、性別などを超えた対話の場が急増している。 これらの対話をリードするイノベーション・ファシリテーター<新しいアイデアやプロダクトを新しい方法で世の中に提供して、社会に変革を起こそうとする人々を支援し、うまくことが運ぶよう舵取りする人>に なるための思想と方法論を詳細に解説した初めての本。 【目次より】 ◆第1部 イノベーション・ファシリテーターの思想 □第1章 フューチャーセッションを開くまえに □第2章 問いを立てる □第3章 ゴールを見つめる □第4章 信頼関係を生み出す □第5章 参加者一人ひとりを主人公にする □第6章 集まった人たちならではの意見をつくる □第7章 デザイン思考と未来思考 □第8章 関係性のつなぎ直しで課題解決 ◆第2部 フューチャーセッションの実践 ◆第3部 不安、疑問に答えるQ&A
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