
教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」
田中 靖浩 and 山本 豊津
KADOKAWA / 202009
累計読者数12
平均ハイライト数 28.6件/人
star総合評価 75/100
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この本について
仕事でも趣味でも、「自分の価値ってどう測ればいいんだろう」とか、「好きなことと生活のバランスがうまく取れない」とか、そういうモヤモヤを抱えたまま日々が過ぎていくことがあると思います。頑張っているのに、どこか“価格”だけで判断されているような感覚が残るというか、努力の向け先がこれでいいのか迷う瞬間があるんですよね。 この本は、お金とアートという一見離れた世界を行き来しながら、価値の扱い方をもう少し丁寧に見直すための視点をくれます。たとえば「高く売りたいなら相応の努力が必要」という現実的な話と、「でも人は締め切りや制約があるからこそ作品を完成させられる」という創作側の感覚が、同じ線上に置かれて語られる。さらに、美術館の公共性や、教育が人を“商品化”してしまう問題など、普段は別々に考えてしまうテーマがひとつながりになって見えてきます。価値がどう価格に変わるのか、その裏側にある“美意識”の話は、仕事の判断にも人生の選択にもそのまま効いてくる感覚がありました。 自分の仕事や生き方に、少しでも「このままでいいのかな」と感じる瞬間がある人にはしっくりくると思います。大げさに変わるわけではないけれど、明日なにを大事にするかの基準がひとつ増える、そんな本です。
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