
独断――宗次流 商いの基本
宗次 德二
President Inc / 2020-10-15
累計読者数3
平均ハイライト数 22.3件/人
推定読了時間 約4時間34分
star総合評価 67/100
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この本について
仕事の方針に迷った時って、「結局、何から直せばいいんだろう」と手が止まることがありますよね。数字も大事だし、仕組みも必要だし…と考えているうちに、結局なにも動けないまま一日が終わる日もあると思います。僕もよくそこにハマります。 この本が効くのは、そういう“迷いの渋滞”を一度リセットしてくれるところです。宗次さんの言葉はどれもシンプルですが、どれもごまかしがきかない。例えば「悔しかったら苦労しなさい」という一行は強いけれど、読んでいくと“根性論”ではなく、姿勢を整えるための現実的な助言だとわかります。掃除や気づきの習慣のような、一見地味な行動を積み上げることでしか商売は変わらないという視点は、僕のように「近道を探しがち」な人ほど刺さるはずです。 もうひとつ印象的なのは、理念や言葉よりも「率先してやるかどうか」がすべてだ、と言い切るところです。お客様対応でも、寄付でも、細かいことに気づく姿勢でも、まず自分が手を動かす。その当たり前を徹底し続けると、結果として周囲が変わる。これは華やかな成功談ではなく、「結局これしかないよね」と腑に落ちてくる話でした。 派手なノウハウより、“原則を守り続ける強さ”を求めている人に刺さる本です。僕自身、読んだ後は机の周りを一段階丁寧に掃除しようと思えたくらいには、姿勢を整えるきっかけになりました。
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出版社による紹介
【内容紹介】 コロナウイルスの影響は、飲食業界を直撃しているし、CoCo壱番屋(ココイチ)も例外ではない。しかしながら、こんな逆風にあっても、ココイチの古いオーナーの売上げの落ち込みは、最小限に留まっているようだが、それは、なぜなのか? ココイチの創業者である宗次德二氏は、1974年にココイチの前身となる喫茶店を開業し、それから8年たって株式会社壱番屋を設立した。その後、同社のフランチャイズシステムをつくり、国内外で1400店舗を超える体制を築き上げた。 宗次氏の経営のポリシーは、極めてシンプルである。 「現場主義、お客様第一主義、率先垂範」を徹底して行う。宗次氏にとっての「経営」とは「継栄」、つまり継続して栄え続けることであるという。 同社は2005年に東証一部上場を実現させるが、朝から晩まで仕事のことだけを考え続けた宗次氏が考える仕事の基本を忠実に実行し続けた結果である。 同書には、宗次氏がこれまで培ってきた仕事の極意が、まとめられている。 【目次抜粋】 はじめに コロナ禍で再確認した「商売でいちばん大切なこと」 第1章 「成功の種」は計画して見つけるものではない 人生は「生まれた境遇」で左右されるわけではない 「最初に失敗を重ねる」ほうが商売はうまくいく 経営者に必要なのは能力よりも「感謝の姿勢」である ほか 第2章 「基本の基本」を大事にすればすべてうまくいく 「根本精神」を大切に守れば必ずうまくいく 長続きの秘訣は、決めたことを「毎日やる」こと ほか 第3章 「真心の経営」を実践する 利益の少ない商売ならば、より一層「心」を込めよ 地域社会の役に立ってこそ「商売をする意味」がある ほか 第4章 どんな場面でも切り抜ける「宗次流経営論」 経営は「継栄」でなければ意味がない」 前に進むためには「執着しない」ことが大事 ほか 第5章 成功のためになくてはならない「助け合いの精神」 自分のためではなく、「人のために」お金を使う 引退後の人生は「人のため、地域のため」をテーマにする ほか おわりに 今こそ「経営者の社会的役割」が問われている
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