
ガダマー入門: ー語りかける伝統とは何か
巻田 悦郎
累計読者数4
平均ハイライト数 12件/人
star総合評価 49/100
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この本について
日々テキストを読むたびに、「著者の意図をどこまで追えば正しい解釈になるんだろう」とか、「自分の背景が邪魔してる気がして読みにくい」とか、そんな小さなつっかえが積もることってありませんか。僕も同じで、読む姿勢そのものが正しいのか、ずっと曖昧なまま手探りしてきました。 『ガダマー入門』は、そのモヤモヤに対して、読者側の“歴史性”をまるごと前提にしていいんだとゆるく背中を押してくれる本です。著者と同じ考え方に寄せていく必要はなく、むしろ異質さがあるからこそテキストは何かを語ってくる。そうした視点の転換が、読み方だけでなく、他者や過去と向き合う姿勢にもじんわり効いてきます。また、過去をそのまま復元するのではなく、「今」読んでいる自分の地平に媒介する行為なんだ、と捉え直せるのも大きかったです。読んだあと、古典でも報告書でも、急に対話相手として立ち上がってくる感覚がありました。 自分の読み方にどこか後ろめたさを感じている人、あるいは「テキストとちゃんと向き合うって何だろう」と迷っている人には、静かに刺さると思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの58%が集中しています。
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