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引き算する勇気 会社を強くする逆転発想 (日経ビジネス人文庫)

引き算する勇気 会社を強くする逆転発想 (日経ビジネス人文庫)

岩崎邦彦

日経BP / 2021-02-03

累計読者数4
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約5時間56分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%

この本について

仕事でも企画でも、気づけば「もっと足したほうが良いんじゃないか」と焦ってしまう時があります。周りが新しいことを始めていると、今のままじゃ弱い気がして、つい手を広げたくなる。でも広げれば広げるほど、自分が何者なのか見えなくなっていく……。そんなモヤモヤに心当たりがある人には、この本の視点がかなり効きます。 読んでいて一番刺さったのは、「強みは自分ではなく顧客が決める」という点でした。自分では弱みだと思っていた部分が、実は選ばれる理由になっているかもしれない。逆に、頑張って付け足した機能やサービスが、誰からも求められていないこともある。足りないものを追いかけるより、すでに持っているものを深く耕すほうが、結果的に“引力”が生まれるという説明が、妙に腹落ちしました。 もうひとつ印象に残ったのは、「もしこの事業がなかったら、もう一度ゼロから始めるか?」という問いです。これは仕事の優先順位を見直す時にもかなり使えて、やるべきことと惰性で続けていることがはっきり分かれるんですよね。引き算は手を抜くことではなく、考え抜いたうえで集中することなんだと、静かに背中を押されました。 広げるほど苦しくなる感覚がある人や、「なんでも屋になってきたな」と感じている人には、特に刺さるはずです。自分の足元にあるものをどう深めていくか。そのヒントが丁寧に書かれた一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「付加価値」から 「付加しない価値」「引く価値」へ 「小さな会社」のための実践的なマーケティングを解説して好評を博したベストセラーを文庫化! 「なぜ、アップルに、デジカメやビデオレコーダーがないのか ? 」 「なぜ、スターバックスに、ホットドッグやハンバーガーはないのか ? 」 本書は、中小企業や地域産業が、今自身が持っている売り物にさらに機能を足すのではなく、むしろ引き算をし、本来の売り物を明確にすることにより、消費者にエッジを立て、価値を上げる方法を解説します。 具体的にどう引き算し、シンプルに自社の個性をどう打ち出すか。そのための発想と方法を具体的に解説。「引き算」発想を活かして元気になっている企業・サービスの事例も、ふんだんに紹介します。 著者独自のリサーチ(客観的数字)による裏付け、企業事例への取材に基づいた具体性・納得感があり、誰もが自分の組織や地域で試したくなるでしょう。
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