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医療のマーケティング教科書 どうすれば選ばれる病院・医院になれるのか (日本経済新聞出版)

医療のマーケティング教科書 どうすれば選ばれる病院・医院になれるのか (日本経済新聞出版)

岩崎邦彦

日経BP / 2023-10-06

累計読者数4
平均ハイライト数 105.5件/人
推定読了時間 約5時間12分
star総合評価 79/100
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この本について

病院やクリニックの現場って、「技術は確かなんだけど、なんとなく不安が残る」とか「もっと良くできるはずなのに、どこから手をつけていいか分からない」と感じることが多いですよね。医療に関わる人ほど、患者の不安や口コミの影響力を分かっているのに、日々の忙しさの中で改善の優先順位が見えにくくなる。僕自身、このあたりでずっとモヤモヤしていました。 この本が面白いのは、売り込みではなく「患者が自然と集まる状態」をどう作るかを、かなり具体的に説明してくれるところです。たとえば、患者満足度で最も影響が大きいのは「医師は私の立場に立ってくれる」だという話や、「待合室=不満の部屋」になりがちな現実をどう変えるか、といった視点は、そのまま日々の行動を見直す材料になります。さらに、口コミが発生する仕組みを“人の気持ちの動き”から考えていくので、ただ宣伝を強めるのとは全く違う方向に踏み出せる感覚がありました。 結局のところ、患者が求めているのは「技術だけでなく、不安を解消してくれる場所」で、この本はその具体的なつくり方を淡々と示してくれます。医療に関わる人だけでなく、「相手と同じ方向を見るとはどういうことか」を知りたい人にも刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

全国の生活者・患者・医療者を対象にした調査をもとに、患者や生活者は医療機関に何を求めているのか、どこに不満を抱いているのか、医師や看護師などの医療者側は自らが提供する医療サービスをどうみているのかを探り、医療機関におけるマーケティング的課題と打開の方向性を探る。 〇調査を通して見えてきたのは、「病」を起点に考える医療機関と、「自分の生活」を起点に考える患者・生活者との間の、決定的な認識の違いだ。本書では、生活者・患者が求める医療機関の「理想の姿」と「現状」との間にあるギャップを明らかにし、どうすればそのギャップを埋めることができるのかを考察。 〇生活者や患者が求めている価値をもとに再定義すれば、医療機関は単なる「治療業」ではなく、「不安解消業」となる。すなわち、患者に選ばれるのは、「なおす」だけの医療機関ではなく、身体と心を「いやす」医療機関である。そう考えれば、医療機関が社会にもたらす価値は、無限大になる。
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