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新型格差社会 (朝日新書)

新型格差社会 (朝日新書)

山田 昌弘

株式会社朝日新聞出版 / 2021-04-13

累計読者数4
平均ハイライト数 20.8件/人
推定読了時間 約2時間13分
star総合評価 65/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 58%

この本について

気づくと「なんでこんなに息苦しいんだろう」と思う瞬間がありませんか。仕事の先行きも、家族との距離感も、自分ではどうにもできないズレがじわっと積み重なっていく感じ。自分だけの問題じゃないと頭では分かっていても、正体がつかめないまま不安だけが残る。僕自身、この本を読むまではそのモヤモヤの正体をうまく説明できませんでした。 『新型格差社会』は、お金の話だけで格差を語らないところが救いでした。愛情の配分、夫婦の関係、承認の得にくさ、そして「幸福のつくり方」そのものが時代とともに形を変えているという視点をもらえるのが大きかったです。例えば、仲がいい夫婦と仲が悪い夫婦の差が広がっている背景や、出生数の減少が家庭の不安とどうつながっているのか、生活者の感覚で読める形に落とし込まれています。また、承認を自分で取りにいかないと満たされにくい近代社会の構造を説明されると、日々感じていた焦りの理由がすっと整理されました。 さらに、自分が育ってきた環境や、どんな価値観の中で人生を組み立てようとしているのかを考えるきっかけにもなります。戦後型家族の前提が崩れているのに、心のどこかでまだそのモデルに縛られていたことに気づいて、少し肩の力が抜けました。格差の話と聞くと重たく感じますが、実際には「自分の置かれている状況を言語化してくれる本」という位置づけに近いです。 今の生活にうっすらとした不安が続いている人、特に家族や働き方に迷いがある人には静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

格差は現象? いいえ、人災です――。格差是正の実践こそが、人生100年時代の世界共通語となる。コロナで可視化された〈家族〉〈教育〉〈仕事〉〈地域〉〈消費〉の五大格差を徹底省察し、令和日本のあるべき姿を緊急提言。
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