ヨムナビ
結婚不要社会 (朝日新書)

結婚不要社会 (朝日新書)

山田 昌弘

株式会社朝日新聞出版 / 2019-05-14

累計読者数13
平均ハイライト数 32.4件/人
推定読了時間 約2時間10分
star総合評価 80/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 68%

この本について

恋愛や結婚の話になると、なんとなく胸のあたりがざわつくことがありませんか。結婚したほうがいいのか、しなくてもいいのか、自分の状況は「普通」なのか…。頭では気にしなくていいと思いながらも、世間体とか相手の社会的地位とか、ふとした瞬間に心をつかんで離さない。自分もこのあたりのモヤモヤがなかなか消えずにいました。 『結婚不要社会』を読んで救われたのは、いま感じている息苦しさが「個人の問題」ではなく、社会構造の変化から生まれているものとして説明されていたことです。たとえば、結婚相手の地位が評価の対象になる日本特有の“世間体の強さ”や、経済と親密性を別々に追いかけなければいけなくなった現代の構造は、自分の悩みをかなり言語化してくれました。あと、今の社会では「パートナーがいない=承認してくれる相手がいない」という不安が自然に生まれやすい、という指摘も妙に納得してしまいました。自信のなさや孤立感を、自分の性格の問題だけで理解しようとしていたのが少しほぐれた感じがします。 この本は、結婚を推奨するわけでも否定するわけでもなく、ただ「いまの日本でなぜこんな状態になっているのか」を淡々と説明してくれます。だから読んでいて変に煽られないし、現実を立体的に見られるようになるだけでも気持ちが軽くなりました。結婚に限らず、親密な関係ぜんぶがしんどく感じるときに手に取りたい一冊です。 特に、「恋愛や結婚のことで自分だけ取り残されている気がする人」には刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

山田 昌弘の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「愛と経済の単位」である近代的結婚はかくも矛盾に満ちている! 若年世代の格差化、保守化、世間体──欧米とは違うかたちで結婚不要社会になりつつある日本社会を徹底的に分析し、あるべき未来のかたちを提示するホンネの社会学。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要