
モノ・人・心の悩みが消えていく 断捨離道場
やましたひでこ
累計読者数5
平均ハイライト数 6.2件/人
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 30%
この本について
買い物って、必要だからしているつもりなのに、気づけば家の中がパンパン…ということないでしょうか。僕もまさにそうで、「足りないから買う」んじゃなくて、「買いたい気持ちの行き場がないから探してしまう」だけなんじゃないか、と気づいた時はけっこうショックでした。頭では分かっているのに手放せないし、ためらう自分にも落ち込む。そんな堂々巡りの時期って、誰にでもあるんですよね。 この本が面白いのは、断捨離を“気合いで捨てる技”として説明するんじゃなく、行動を変えることで思考がゆっくりついてくる、という順番を丁寧に示してくれるところです。例えば、お気に入りのパン屋の話。買い物ひとつとっても「サービスを受ける側」から「関係を結ぶ側」に視点が変わると、無意識の“過剰に欲しがる癖”が一段落する。その小さな気づきが、モノとの距離の取り方にも効いてくるんです。また、「いつか使うかもしれないモノ」が本当に不安を和らげてくれているのか──という問いも刺さります。守っているつもりのモノに、逆に自分のスペースや気持ちが縛られていないか。読むほどに、自分の日常に置き換えやすい具体的な場面が見えてきます。 自分をあと回しにする癖が抜けない、でも急にミニマリストになりたいわけでもない。そんな“揺れている人”に向いている一冊です。モノを減らす話というより、自分の本音にスペースを戻していく過程を一緒に歩いてくれる本でした。
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