
年率10%を達成する! プロの「株」勉強法
栫井駿介
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2021-05-28
この本について
投資の勉強をしていると、情報が多すぎて「結局どこを見ればいいんだ…」と止まってしまう瞬間があると思います。僕もずっとそうで、指標を追いかけるほど迷いが増えるタイプでした。でも、この本はその混乱を少しずつほどいてくれました。やることを減らしていく方向で整理してくれる感じが近いです。 特に効いたのは、企業を選ぶときの“避ける基準”がかなり明確だったことです。業績が伸びていない、成長意欲がない、強みがない、財務が苦しい、割高すぎる。この5つを外すだけで8割の企業は候補から落ちるという話は、逆に安心しました。Yahoo!ファイナンスでアラートを入れて、直近5期の業績と営業CFを軽くチェックする…このくらいの手順なら、忙しくても続けられそうだと思えたんです。 もうひとつは、“損切りの基準”が株価ではなく「成長ストーリーが崩れたとき」という視点。これは本当に救われました。含み損にビビるのではなく、年1回の有価証券報告書を読みながら、自分の考えていたストーリーが続いているかだけを見る。投資を続けると変に感情が乗ってしまうけれど、この基準があるだけで余計な揺れが減ります。 最終的にこの本が語っている「お金のことを気にしなくて済む状態」というゴールも、僕には無理なく腹に落ちました。大きく勝つ話ではなく、生活と投資をちゃんとつなげて考えたい人にほど刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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