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デジタルアイデンティティー 経営者が知らないサイバービジネスの核心

デジタルアイデンティティー 経営者が知らないサイバービジネスの核心

崎村 夏彦

日経BP / 2021-07-17

累計読者数6
平均ハイライト数 29件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 12%

この本について

日々サービスを作ったり運用したりしていると、「結局どこまでやれば安全って言えるんだろう…」とか、「OAuthとかID連携って言葉は知ってるけど、ちゃんと理解できてない気がする」といったモヤモヤがどうしても残ります。自分も同じで、仕様書を読んでいるつもりでも、現場の判断基準が腹に落ちていませんでした。 この本は、そういう“概念は聞いたことがあるけど実務の解像度が足りない”部分を、具体的な事例で補ってくれます。例えば、証券口座が弱い認証を許容してきた背景や、メールアドレスをユーザー名に使う理由のように、仕組みではなく「なぜそうなっているのか」を説明してくれる。さらに、OAuthを“使ってます”で済ませるのではなく、どのオプションまで踏み込まないと危ないのか、RFCのどこに根拠があるのかまで触れてくれるので、判断の軸が作りやすくなります。身分証の住所が最新とは限らない、といった現実的な話も含めて、机上の空論で終わらないところがありがたいです。 システム設計やサービス運用の現場で、「なんとなく知ってる」が通用しなくなってきた人には特に刺さると思います。読んで一気に世界が変わるような派手さはないけれど、日々の判断が少しずつ正確になる、そういうタイプの一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

IDを制すものがビジネスを制す サイバービジネス経営の必読書 スタートアップだけでなく大手企業もサイバービジネスに力を入れていますが、参入企業が増えるに伴って事件・事故が増えているのが実情です。少し前には、大手コンビニのスマホ決済を舞台にした不正利用事件や、大手携帯電話会社や銀行も関わった事件など、ネット上で事件・事故が頻発しました。 そうした事件・事故はなぜ繰り返されるのでしょうか。もちろん技術的な問題もあるでしょうが、本書の著者は「経営者がサイバービジネスの核心となる知識を持たない限り事件・事故は繰り返される。そうした状況を変えたい」との思いから本書を書いたと言います。 サイバービジネスの核心を説明するにあたり、GAFAと他のネット企業との本質的な違いに触れています。多くの企業は「アプリケーション」や「サービス」を中心にしていますが、GAFAは「デジタルアイデンティティー」を中心にしています。この「デジタルアイデンティティー」こそ、GAFAがサイバービジネスの勝者になり得た理由であり、サイバービジネスの核心だと言います。 「デジタルアイデンティティー」とは何か、これを管理するにはどのような方法があるのか、安心・安全をどのように確保しているのか、個人情報やプライバシーとどう関係するのか。本書を読めばこうしたことが分かります。 ビジネスの本質を知らずして経営はできません。ビジネスの変化に伴って経営に必要な知識も変化していきます。現代の経営者は、本書に書いていることを常識としなければならないのです。
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