
ラストエンペラー習近平 (文春新書)
エドワード・ルトワック and 奥山 真司
文藝春秋 / 2021-07-19
累計読者数5
平均ハイライト数 9件/人
推定読了時間 約1時間49分
star総合評価 49/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%
この本について
国際ニュースを追っていて、「なんでこんな判断になるんだろう」とか「大国同士の動きが全然読めない」とモヤモヤすることが多いんですが、この本を読むと、その戸惑いが少し言語化されます。中国がなぜ自分で撒いた火種にさらに油を注ぐような行動をとるのか、なぜ“ビジネスと戦争が同時に成り立つ”と本気で考えられるのか。そこにある独特のロジックが、具体例とともに整理されています。 読んでいて意外だったのは、軍拡や国力の強化がそのまま安全保障につながるわけではなく、むしろ他国の警戒心を強めてしまうという指摘です。地政学の基本のようでいて、実際のニュースを見ていると忘れがちな視点でした。また、ドローンが装甲車を上から貫通させる場面の描写や、現代戦なのに中世的な“歩いて戦う”状況が続いているという説明など、抽象論に逃げず、現場レベルの感覚まで落としてくれるのが助かりました。 国家レベルの話ではありますが、結局のところ「相手からどう見えるか」「自分の行動がどんな連鎖を起こすか」という戦略思考は、仕事の場でもまったく同じだなと感じます。特に、力を強めたときこそ周囲との関係づくりが必要になる、というのは組織内の立ち位置にもそのまま応用できます。 国際情勢の“なぜそう動くのか”を、自分の思考の筋トレに使いたい人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
ますます緊張を高める米中関係。「習近平は、完全に全方位敵対路線に入った」と著者は語る。 「最後の皇帝」習近平は何を目指すのか? ・習近平は毛沢東以来の「皇帝」となった ・最新の外交戦略「チャイナ4.0」は最悪の選択だ ・アメリカvs中国を超えた、「世界」vs中国の対立 ・仏英独がフリゲート艦、空母を派遣する理由 ・ジャック・マーはなぜ「罰」を受けたのか? ・アメリカ真の敵はスパイ国家としての中国 ・本当は役に立たない「世界最大の中国海軍」 ・オーストラリア、EU、日本、インドが習近平をつまずかせる ・台湾有事、日本はスウェーデンに学べ ほか
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





