
【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!
高橋洋一
あさ出版
この本について
経済ニュースを見ても「結局、何が起きてるのか」「格差って本当に拡大してるのか」が自分の言葉で説明できないまま、なんとなく不安だけが増えていくことってありませんか。僕もずっと同じで、成長率とかインフレとか資本収益率みたいな言葉が頭に入ってこないまま、でも生活には確実に関係している気がする…という宙ぶらりんの状態が続いていました。 この本は、そんな“うっすら分かっているつもり”を一度リセットして、経済の動きがどんなメカニズムで形づくられているのかを、図を使ってかなりフラットに説明してくれます。読んでいて強く感じたのは、ピケティの議論は「格差が広がる/狭まる」を感情論で語っていないということ。人口増加率と1人当たりGDP成長率の関係とか、戦争の後に資本/所得比率がどう変わったのかとか、あの“数字の動き”をそのまま追っていくと、格差がなぜ再び拡大しているのかがスッと入ってきます。民営化と資産価値の上昇が資本/所得比率を押し上げた話なんかは、今のニュースの見え方が変わるはずです。 そして個人的に刺さったのは、格差是正を語るうえで「累進課税が必要かどうか」ではなく、「それを実行できるインフラが整っているか」という視点が出てくるところ。制度が本当に機能する条件って何なのか、自分の中の判断基準が一段クリアになります。 経済の“大きな流れ”を、生活者の目線でつかみ直したい人に向く本です。数字が苦手でも、世界の仕組みを地図みたいに読み解ける感覚が残ると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
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トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!―週刊東洋経済eビジネス新書No.76
週刊東洋経済編集部, 池田 信夫/平松 さわみ, 西村 豪太, 長谷川 隆, 新藤 真実, 宮澤 由美, 川崎 聡, 筒井 幹雄, and 小林 由衣
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