
世の中の真実がわかる! 明解会計学入門
高橋洋一
この本について
お金の話って、仕事でも生活でも避けられないのに、いざ財務書類を前にすると「右?左?どっちが何だっけ…」と手が止まること、僕もずっとありました。資産と負債を見ているはずなのに、結局“何を読み取ればいいのか”がぼやけたままになるあの感じです。 この本が助かったのは、会計の世界を特別な専門領域としてではなく、「違う世界を見るための記述言語」として扱ってくれるところでした。たとえば“右側はお金の出どころ、左側はその使い道”というシンプルな軸で整理されるだけで、BSが急に地図のように読めるようになりますし、「誰のBSか」という視点を入れるだけで、同じ株式でも位置づけが変わる理由が腑に落ちます。また、純資産を“帳尻”として見る感覚が身につくと、企業の安全度や価値の源泉がどこにあるのか、数字の並びから自然と拾えるようになってきます。 読み進めるほど、会計って投資とか経営のためだけじゃなく、個人の資産管理や税金との向き合い方にも直結しているんだなと実感しました。マイナンバーや個人のBSの話も出てきて、「なるほど、自分の財務状況も同じルールで見ればいいのか」と視界が少し開けた感じがあります。 数字に苦手意識がある人よりも、「なんとなくは分かるけど、実務で読むとなると途端に曖昧になる」という人に刺さる本です。読めるようになるには場数と言われればその通りなんですが、その“場”に入る前の地図として、この本はかなり心強いと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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