
99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」
高橋洋一
累計読者数18
平均ハイライト数 33件/人
star総合評価 73/100
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この本について
国の借金って結局どうなっているのか、ニュースを見るたびに不安がぶり返すことがあります。自分の家計に置き換えて考えると破綻しそうに見えるし、でも専門家は大丈夫と言う人もいる。その「どっちなんだよ」というモヤモヤを抱えたまま、なんとなく怖がってしまう気持ち、僕も長く持っていました。 この本は、そのモヤモヤをごまかさずに、仕組みのところから丁寧にほぐしてくれます。読んで印象的だったのは、国債の「借金」という言葉に引っ張られすぎていた自分に気づかされたことです。政府と日銀をひとまとめに見ると、片方の損はもう片方の得になるという視点は、まさに知らないと一生不安になり続けるポイントでしたし、日銀が国債を買った利子が結局は国に戻るという流れも、これまで意識したことがありませんでした。また、建設国債と赤字国債の区分が実質的には政府内の呼び分けにすぎない、という地味だけど大事な話も、国の財政を「家計」と同じ枠で考えがちな僕には大きな視野の転換になりました。 この本は、「日本は本当に危ないのか」を煽り抜きで理解したい人に向いています。自分の不安の正体を知りたい人、そして半径1メートルの思考ではなく、少し引いた視点で国の仕組みを見たい人には刺さるはずです。僕と同じように、なんとなく怖いままにしてきた人ほど読後のスッキリ感があると思います。
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