
才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法
マシュー・サイド, 山形浩生, and 守岡桜
河出書房新社 / 2022-06-25
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推定読了時間 約4時間4分
star総合評価 73/100
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この本について
最近、「結局、自分には向いてないのかもしれない」とか「努力してるつもりなのに伸びないな」とか、そんなモヤモヤを抱えている人と話すことが続きました。正直、僕自身もずっと同じところでつまずき続けてきたので、その気持ちはよく分かります。 『才能の科学』を読んで少し視点が変わったのは、成長って“気合いの問題”でも“天性の差”でもなく、かなり具体的な条件で左右されるんだと知れたことでした。たとえば、ひらめきは突然降ってくるわけじゃなく、長く深く没頭したあとに起きる“高潮”だという話。転んだ回数が多い一流スケーターの例もあって、失敗している時間が実はいちばん重要だったりします。また、能力をほめられると伸びにくく、努力をほめられた方が長く取り組めるという話も、自分の行動を振り返るうえでだいぶ刺さりました。 この本のいいところは、才能を否定して希望を語るだけの本でも、根性論で押してくる本でもないところです。人がどう成長し、どんな思い込みに足を引っ張られ、どんな環境で伸びていくのかを、具体的な実験や事例で淡々と示してくれる。そのおかげで「じゃあ自分の明日の仕事で何を変えればいいのか」が自然と見えてきます。 向いてなさを理由にブレーキを踏みがちな人や、伸び悩みに説明がつかずに立ち止まってしまう人には、とくに静かに効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
ビジネス、スポーツ、芸術、学問……「才能がないから」と諦めている人へ。世界的ベストセラー『失敗の科学』『多様性の科学』著者による、科学的な能力の伸ばし方。『非才!』を改題復刊。
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