
RPAで成功する会社、失敗する会社
大西 亜希
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2021-07-20
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平均ハイライト数 22.8件/人
推定読了時間 約3時間28分
star総合評価 69/100
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この本について
RPAを導入しようとすると、最初にぶつかるのって「何から手を付ければいいのか」とか「これ、本当に効果あるのか?」みたいな、言葉にしづらい不安だと思うんです。現場もシステム部門もそれぞれ事情があって、結局だれも全体像をつかめないまま進んでしまう。気づけば、ヒアリングだけで何十時間も溶けていく…そんな話、僕のまわりでもよく聞きます。 この本が良いのは、RPAを「ツールの問題」として切り離さず、人・組織・運用の視点まで含めて具体的に描いてくれているところです。例えば、事業部門主導で小さく始めた方がうまくいく理由や、削減した時間をどう活かすかが効果に直結すること、そして“野良ロボ”みたいな地味だけど致命的なリスクをどう防ぐかまで書かれていて、自分の現場に重ねやすいんですよね。特に「RPAは新入社員に仕事を教えるのと同じ」という説明は、実際の運用をイメージするうえでかなり腑に落ちました。 読んでいて思ったのは、RPAって結局「人間がどんな仕事に時間を使うべきか」を考え直すプロセスなんだ、ということです。業務の棚卸しを丁寧にやれば、自動化の可否に関わらず、仕事の質そのものが変わっていく。そのリアルな感触が、この本にはあります。 現場とシステム部門の間で板挟みになっている人や、「RPAを入れたけど全然うまく回らない」と感じている人には、特に刺さると思います。
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出版社による紹介
本書は、RPAについて、 ・「わが社でも導入してみたい」と考えている会社 ・実際に導入しようとして失敗している会社 の経営者、経営企画部門や情報システム部門の担当者、事業部門の責任者などに向けて、本当に効果の上がる導入法を解説するものです。 ▼ 利益をドブに捨て続けることになる「RPAへの誤解」 RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、ロボット(プログラム)によって、これまで手作業でやっていた単純作業などをコンピューターに代替させることです。 すでに「RPA」の名前を知っている会社、あるいは実際に導入した会社も多いと思いますが、ほとんどの会社で、「RPAはどんなもので、どう使うか」について、大きな誤解をしてしまっています。 たとえば、「よくある誤解」と「正しい考え方」は次のようなものです。 ・RPAは「全体最適」ではなく「部分最適」で考える ・導入は「コスト」ではなく「投資」と捉える ・「何でも自動化」ではなく「人+ロボット」で仕事を効率化する またこの本では、RPAの導入に特に重要な視点として、次の3つを挙げています。 1.費用対効果……そもそも安くはない導入費用に見合うだけの効果を出せるか? →単純な「削減時間」だけで考えない 2.業務選定……どのような業務に適用できるか、事前に選定できているか? →「業務」ではなく「行動」に着目する 3.運用体制……誰がどのように導入し、運用していくか事前に決まっているか? →「情報システム部門」ではなく「事業部門」主導で これらをきちんと考え、社内の体制を整えることが、最終的なコストパフォーマンスを上げるために重要なのです。 ITコンサルタントとして、企業の現場&ベンダーの裏側を知り尽くした著者が教えるRPA導入法、ぜひ御社でも実践してみてください。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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