
すぐ死ぬんだから (講談社文庫)
内館牧子
講談社 / 2021-08-12
累計読者数4
平均ハイライト数 7.8件/人
推定読了時間 約4時間34分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 29%
この本について
年齢を重ねると、「これってもう無理してるだけなんじゃないか」とか、「好きに生きるって言ってもどこまで許されるんだろう」とか、誰にも言えないモヤモヤが増えていきます。周りは前向きな言葉を投げてくるけれど、こっちはそんなに軽く切り替えられない。そんな時に、この『すぐ死ぬんだから』の言葉が妙に落ち着くんです。 この本が効くのは、きれいごとじゃなく「衰えていく現実」と向き合った登場人物が、開き直りではなく“自分のままでいるための工夫”をしているところです。たとえば、外見にこだわる主人公が、老化を笑われてもなお自分の装いを選び続ける姿や、「嫌いなことはしなくていい年齢になった」と気づく瞬間。あるいは、突然誰かを失った時の、残された側のやりきれなさを丁寧に拾い上げる場面。読みながら、自分の中の“無理してた部分”が少しずつほぐれていく感覚がありました。 特に刺さるのは、「年齢相応」という言葉への違和感を持っている人だと思います。ちゃんと衰えることと、ただ老け込むことは違う。そこをどう自分で選ぶかを考えさせられるし、誰かに正しさを求めずに、自分の速度で生きてもいいんだと素直に思える本です。 人生の「次のページ」をどんな顔でめくればいいか迷っている人に、静かに届く一冊だと思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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出版社による紹介
終活なんて一切しない。それより今を楽しまなきゃ。 78歳の忍ハナは、60代まではまったく身の回りをかまわなかった。だがある日、実年齢より上に見られて目が覚める。「人は中身よりまず外見を磨かねば」と。仲のいい夫と経営してきた酒屋は息子夫婦に譲っているが、問題は息子の嫁である。自分に手をかけず、貧乏くさくて人前に出せたものではない。それだけが不満の幸せな老後だ。ところが夫が倒れたことから、思いがけない裏を知ることになる――。 「定年」小説『終わった人』に続いて30万部超の大ベストセラーとなった人生100年時代の痛快「終活」小説! <読者からの声> 2年前に手術を受け、以後は家の中での生活です。何事にも意欲が失せ『すぐ死ぬんだから』状態でしたが、この本に出会って100歳までの人生を考えています。(70代・男性) 『終わった人』も面白かったですが、こちらも一気に読んでしまいました。毒舌が心地よかったです。(50代・女性) 1ページ目から痛快で息も継げませんでした。(70代・女性) もうすぐ定年ですが、新しい人生への希望と勇気をいただきました。(60代・男性) つい最近80代になりもう物欲はなしにしようと思っていましたが、本書でますます元気になり明日もショッピングに行こうと考えています。(80代・女性) ものの見方に光がさしたように感じます。くすんでいる私のはげみになりました。(50代・女性) 重ねた歳は戻せない。でも見た目は変えられる。今日から自分磨きをしよう。(60代・女性) こんなに楽しい本は久し振りです。(70代・女性) 身につまされるが文句なく面白い!(70代・男性)
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